ジャニヲタがじゅねすに出会った長い話。

2020年6月30日。
私、10何年一筋のジャニヲタは、じゅねすに出会いました。

2020年本当に怒涛だった。
仕事量が大幅に急増し、
プライベートもちょうど忙しい時期だった。
ところが、
精神の支えとなっていたものが、その忙しさを反動するのように、
全てが崩してしまった。

嵐の中止が近づき、NEWSの体制急遽に変わった。
今まで心の支えであったものが、
かなりの激震が襲ってきた。
コンサートと舞台が中止され、輝いたステージはすべて暗みに沈んだ。

今まで揺れていない人生の重心が全部踏み外してしまった。
自分が日本に来て頑張ってた意味は?と思ってしまった。
ではそろそろ自分のためにも頑張ろうとも思った。

けど精神的なダメージは想像以上だった。
仕事関係の重圧が重ねてきて、
体も壊して救急搬送されたほどのプレッシャーに負けた。

しっかりしなきゃと思った。
落ち込むばかりでどうしようもないと思った。
なのでとりあえずアンテナを懸命に張るようにした。
今まで注目したくても時間不足で放置されたものとか、
新しいものなど選ばず巡らせてみた。

何かが助けてくれるとこっそりと願いたかっただろう。
本当に崩れないようにするだけで精一杯だった。

 

そして、救えになったのは、音楽だった。


昔からジャニーズ以外の曲も好きだったが、ヲタ活で深く探る時間なかった。
コロナ自粛で始まったサブスクで、
聞きまくって、調べまくって、
色々吸収できて、とにかく楽しかった。


アニソンやイーディス歌手もリサーチしてた。
仕事BGMでおすすめリストを流しっぱなしで、
良いと思った曲があれば、メモして追々調査することにはまった。
多様な音楽の世界に惚れて、心の頼りになれたような気がした。

 

ある日。
いつもの通り音楽の中仕事書類整理したら、
一曲に惹かれて覗いた。
今思い返すと、確か「Youthful Days」だった。


まずは綺麗な二次元のシングルカバーが目に入ってた。
声優さん?でも何のアニメだろう…見たことがないなあ。
(好きとか嫌いとかじゃなく、正直ジャニーズ漬けの人間だったので、
声優や2.5次元=御宅世界と勝手にいけない偏見を持って触れてなかった)

 

歌手ページをアクセスした。
学芸大…青春?
それは、彼らの名前を知る瞬間だった。

ちょうど当時住んてだ寮は最寄り駅は都立大学駅で、
学芸大駅でもしょっちゅう散歩に行ってたから、グループ名前が印象に残った。
その日彼らの曲(確か君の全部までの曲)一気に聞いた。


歌詞意味がちょっとわかんない…(恐らく星になれとRace!かな?笑)
けど良い曲ばかりで、駅名もそれなりに気になったので、
とりあえずフォローした。もちろん自分のプレイリストにも入れておいた。

これは最初じゅねすの出会いだった。
そして、運命が動き始めた。

 

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仕事は7月中旬ぐらいから、やっと落ち着いた。
その間にサブスクで、沢山のアーティストに出会った。
けどなぜか、「学芸大青春」だけ、ずっと気になって落ち着けなかったので、
改めて入念に調べ始めた。

 

当時ツイッター運営とオフィシャルサイトしかなく、
情報はあまりにも少なかった。
Youtubeチャンネル知って覗いたら、
ビジュアルが二次元の姿のみで、
まさかのVtuberの形で現れた。

色々混乱していた。
声優?アイドル?歌手?…そもそも人間?AI?
AIならあまりにも良い出来栄えでびっくりした。

 

だんだん、二次元と三次元行き来するコンセプトが何となく理解できた。
Twitterに上がった写真や動画、実写ダンスから見ると、
生身があるぽいけど、実際に顔見えなかったから実感が湧かなかった。

それにしても、とにかく歌がうまかった。
まだデビュー1年もないけど、作品多様性があった。
五人の個性バラバラだけど、バランスが凄く良く、
話も面白くて、癒し効果も抜群で、なんとなくの感じで見進んだ。

バクステもなんとなくマンガ感覚で読んでた。
全部本当の話とか思えず、ただストーリーもあまりにもリアルで、
キャラ設定うまいなあーと思ってたw

 

急に衝撃来ていたのが、Happy ever afterのMV公開だった。
歌ってる五人の口元が見えるからなのか、五感が刺激されていたからなのか、
歌技術素晴らしくて、特にそのフェイク本当にうまくて、
MVの撮り方も斬新でかっこよくて、目が離せなくなった…

 

そこから、人生が経験したことないぐらいの速さで、
とんでもなくスピードで沼に落ちてしまた。
なにかしらの魔法かけられたと過言ではない。

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Youtube映像、インタビュー、バクステ、
もう一回最初から全部読みきった。

改めて読むと、彼らの会話、物語で感動した。
5人の運命が動き始めたごろも、
困難を共に乗り越えたことも、
だんだん壁が溶けていてから、
お互いの目標もだんだん一致するようになったことも。

歌やダンスの競争で負けても、
メンバーへの苦手意識持つことがなく、
逆に諦めなく、ただ努力していく純粋さが表した。
他のメンバーも自ら相談を乗ってあげることによって、
自分に誠心誠意に向き合えることって、
メンバー自身の人間性が素晴らしいからできるわけだ。

褒めまくる、受けとめる、尊敬しあう、理解し合う。
時々「お前甘やかしすぎだろ!」とつい言いたいが、
やはりこの平和感が、画面を通し、
見る側まで落ち着く。
その全てが温かすぎで、ありがたすぎで...
親友のような、兄弟のような、かわりのない存在、
言うこともない親密さ、見るたびに感動しちゃう。

(そこでまさか自分人生の転機になった人が、
今のメンバーという事実が後から明らかにしたのは、
ほんとに小説から出たような運命しかいえない)

そしてちょうどいいタイミングで、初のアルバムリリースの情報が来た。
ライブがあるって聞いて興奮した。
人生初めて、ジャニーズ以外のグループの盤を全形式ぽちった。

ライブに行きたい。
彼らの努力を見守りたくなった。
とてもとても悔しく、現地に行かせなかったですが、
配信で見守って号泣で、このグループ推してよかったと確信できた。

ーー


私にとって、これは今までのない形の出会いだった。
ジャニーズが顔のかっこよさとパフォーマンスの華やかさから出会い
かなりストレートだった。

じゅねすとは全然違った。
二次のみの姿から、声、また足と手などの部位で、
メンバーを分別するという妙な形だった。
そこから徐々に上に映し始め、急に首以下が見える時びっくりして叫んでたり、
今至って、仮面とサングラスに進んだ。
この一連の流れは、ずっとドキドキでワクワクで止まらなかった。

まずは実力と内面からこのグループを知ることって今まで初めてて、
全部そのままハマっちゃって脱出できなくなった。

ーー

初めてのアルバムのじゅね休を見た夜、沁みすぎで寝られなかった。
「一生をかけるところがあるって、…本当にありがたい」
将綺が言った時のガチのトーンで泣きそうになった感情は、
今でも鮮明に覚えてる。

人生の道がまだまだ変化が多く、
末永くなんて大抵不可能だが、
その先、この5人でいれば、
多分いろんな壁を乗り越えるのだろう、
奇蹟を他のグループより繋いでいくのだろうと、
見て確信できた。

見るたびに、
どんな苦しい場面に対面しても以前より倍以上の速さで回復できてたり、
どんな現実の辛さをぶつかっても、すぐ解放できてしまったり。

色んな小さなことを積み重ねたことで、
こっち側のどれだけ生活が豊かになってたのか、
本当に、彼らに伝いたくなった。

素顔がまだ見えない子達に救われたことは、
あまりにも多すぎた。

じゅねフレでよかった。
いつかアリーナに行こうね。
彼らの進化を見届けるように、
ずっとついていくよ。これからも。

ーー

日本に興味を持つようになったのが、WaTのおかげでした。
日本で暮らせるスキルを身につけようとしたのが、嵐のおかげでした。
日本に実際に夢を叶えようにさせたのが、NEWSへの好きな気持ちだった。
日本で努力続けられる勇気を持ち戻してくれたのは、学芸大青春のおかげだった。

これからも、ずっとこの国で頑張れるような気がした。